杉並清掃工場の煙突に絵が描けないワケがありました

2016年3月9日 08時37分 | カテゴリー: リユース・リデュース・リサイクル & 廃棄物, 安心・安全, 市橋あや子は考える, 活動報告

煙突

清掃工場の煙突撤去工事。これもシャクトリムシ工法で壊していくのかな?今はもう壊されて煙突はない・・・と思ったらまだあった。

今建て替え工事が進む高井戸清掃工場(現杉並清掃工場)ですが、
煙突が壊され広い空が現れました。
地域の方から区に、
「白い煙突ではなく、世田谷みたいに素敵な絵を描けないか」
と電話があったそうです。担当者が可能かどうか調べてみたら、
「残念ながらそれはだめなんですよ」と担当者。
なぜ?
杉並の煙突は都内で3番目に高い煙突とのこと。航空法に引っかかるため、航空機の飛行に邪魔にならないように「白にすること」となっているとか。そういう厳しい取り決めがあるんですねー。
でもね・・・。

東京の上空を飛ぶ旅客機の飛行ルートが変更されます。杉並区の上空は対象ではないため知らない人が多いですが、隣の中野区や文京区では旅客機が上空を通過します。特に品川区では離発着時に上空200メートルを通ります(わッ、繁華街上空に飛行機が侵入してくるって福岡空港みたい!)。これまで房総から東京湾に侵入するルートだったものを、陸上をから侵入するルートに変更することが発表され、生活者ネットワークでは専門家をお呼びして学習会を開いてきました。

アメリカからの便が増便されるとか。そうか。そのために航路拡大のために規制が緩和されたのか。国は、アメリカにはいい顔して、国民の暮らしを脅かす。なんてことでしょう!

結構、航空機から落下物があるようです。これまでは房総の山、畑、海の上を飛んでいたので、落下しても大きな被害がなくきたように思っていましたが、実はたくさん落下しているようです。ただ、落下したとしても事故があったとき(屋根を破損したなど)だけ報告すればよいことになっている(そういうニュースを聞いたことがありました)そうです。
しかし、これからは市民生活がある上空を通るので部品の落下による危険性が高まることは否定できないとのことでした。
市民はあちこち動きますから、該当地域だけの問題ということで片づく話ではありません。

これからもこの問題に取組んでいきます。