島尾敏雄生誕100年記念の加計呂麻島でした

2017年7月19日 18時35分 | カテゴリー: 人権と平和, 沖縄

7月7日から、奄美大島、加計呂麻島、喜界島に行ってきました。3日前には沖縄にいて一度東京に戻って出直した、という旅に。

沖縄にいたときに、いつも立ち寄る「市場の古本屋 ウララ」。ウララこと店主の宇田智子さんに「4日後に加計呂麻島に行くのよ」というと、「生誕100年のイベントですか」と聞かれ、「なあに、それ」と聞くと、7日~9日までの3日間、加計呂麻島と奄美大島で講演会が行われるといいます。お店の壁にポスターが掲示されていました。
7日は映画「海辺の生と死」の上映会、8日は「海辺の生と死」を撮った監督の講演会、9日はノンフィクション作家・梯久美子さんの講演会と書いてありました。ばっちりその期間に当たっています。

梯久美子さんの講演会に。ぎっしり満員でした

7日の上映会は、大島に付いたその日で加計呂麻島まで移動しなければならず、断念。そもそも予約制らしく2回上映なのですが、全部満員御礼だとか。8日は加計呂麻島の「展示・体験館」というホールでこれも予約で満席。9日は奄美大島にある鹿児島県立図書館に電話すると「どうぞおいでください」と。旅行中であることを忘れ2時間近くの講演を聞きました。なかなか面白いお話で、得した気分でした。

呑之浦の入り江にある震洋格納庫 この手前の斜面奥に島尾敏雄、ミホ夫妻とお嬢さんが眠るお墓がある

島尾敏雄のお墓の前のモニュメントから入り江を望む この景色を島尾夫妻は眺めているのか

島尾敏雄は終戦の前年11月、加計呂麻島呑之浦に進出した海軍第18震洋隊の隊長で、敵艦に体当たりをして自爆攻撃をする目的でこの島に来たといいます。静かな入り江に特攻艇「震洋」のレプリカが置いてありました。ドキリとする景色です。この島には戦跡があちこちにあります。真っ青な海と空、そして戦跡。大きなため息を1つ。
加計呂麻島はとてもきれいで穏やかな島でした。