2020東京大会を契機に、川におしっこやウンチを流すのをやめてもらいたい!

2017年10月4日 17時33分 | カテゴリー: 川・みず・みどり, 市橋あや子は考える

  2020年東京五輪のトライアスロン会場となる東京都港区のお台場海浜公園周辺の水質に、国際トライアスロン連合が懸念を示し、東京都に下水対策の強化を求めていることが3日、関係者の話で分かった。ー というニュースを目にして、「何をいまさら」と思いつつも、「でしょー。当然の反応だ」と思いました。そのニュースは、
お台場の水質は一昨年、昨年のデータで、大雨の後に、国際大会で許容される水準を超える大腸菌群などが検出された。関係者によると、今夏の調査でも問題のある数値が出たという。関係者は「会場変更の可能性はない」としており、今後、都が中心となって水質改善の取り組みを進める方針とした。―とあり、もうここまで読むと、「じゃあ、関係者の皆さん、会場となるお台場で1度泳いでご覧になったらいかがでしょうか」と言いたい。

ご存じない方が多いと思いますが、23区はほとんどが合流式下水道になっていて、雨が降るとおしっこやウンチなどが入る下水管に雨水が入ります。降雨量が一定量を超えると、おしっことウンチなどの未処理の汚水と雨水が川に流れ出し、東京湾に運ばれます。そういうわけで東京湾は決してきれいだとは言えない状況です。

東京都知事の小池さんは、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、電柱の地中化、段差の解消、トイレの洋式化をあちこちで発言しています。それらもそうですが、もっと忘れてはならないものがあります。小池知事は合流式下水道を認識されていないのでしょうか。

冒頭のニュースの最後に、「同日(10月3日)の国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会の事務折衝で協議された」とありましたが、協議してきれいになるわけがありません。今回の東京大会は真夏です。猛暑のなか、ゲリラ豪雨もあるでしょう。トライアスロンで大勢の選手がお台場でバッシャンコー、バッシャンコーと水を叩くと、海底にたまっているヘドロが巻き上げられ・・・恥ずかしい東京大会になることが目に見えています。千葉とか茨城、神奈川に会場を持っていくことを考えたほうがよいと思います。