都立自然公園の生物多様性を担当課長一人でどう保全するのか

2017年10月11日 00時10分 | カテゴリー: 川・みず・みどり, 活動報告, 議会、選挙、政策

井の頭恩賜公園のお茶の水池で羽根を乾かしているカワウ。こちらの池もアオコがいっぱい

都立公園には「自然公園」に分類される公園があります。都の面積の三分の一を自然公園が占めているという話を聞いたとき、「そんなにあるの?」とまず驚きました。しかし、そのように大きな面積の自然公園を担当する課長はたった一人。その体制で大丈夫なのか、という思いもあり、今回の文書質問に下記の自然公園に関する質問を2つ加えました。

◆ 広域圏東京(山間部雲取山から火山島の伊豆七島、一度も陸続きになったことがない海洋島の小笠原諸島)にはさまざまな生き物がいる。世界で亜高山帯から亜熱帯まで持っている都市は他にない。都の自然公園は亜高山帯から亜熱帯までのエリアをカバーしている。豊かな自然を守るには、まず、生物等の現況把握が重要である。自然公園エリアで生物多様性の状況等についてNPOなどの協力を得ながら体系的に情報を収集し、自然環境の状況を的確に把握していくべきと考える。見解をうかがう。

きれい!モネの絵みたーい・・・じゃなくて。アオコが発生したこちらは弁天池

◆ 情報収集をより的確に行うにはその情報を統合する情報拠点が必要。あわせて、収集した情報を分析したり、多くの人や組織に情報提供するなどの活用を行うことも重要。情報のみならず、都内には貴重な資料を持っているセミプロ並みアマチュアが多くいる。こうした資料の収集保管も必要。都の面積の三分の一の自然公園が存在することは全国的にも珍しいというのに、周辺県にはある「自然史博物館」が東京都にはない。情報の収集・分析・展示・保管拠点として「自然史博物館」を設置する必要があると考える。見解をうかがう。

9月の落雷で、くみ上げポンプが止まった。それ以来作動していないために池の水にアオコが・・・いつまで停止しているのだろうか