少子高齢化という言葉がずっと言われ続けています。これからは、少産多死の社会がやってきます。生まれる子どもが少なく亡くなる人が多くなる、という意味です。
年金のために、また経済発展のために子どもを産みましょう、という話ではありません。私は子どもがいる生活が楽しい、子育てが楽しい、という経験をしてほしいと思っています。
これまでは、働く人のための保育施設やサービスが提供されてきましたが、専業主婦に対する子育て支援がありませんでした。子育てを孤立させないために、生活者ネットワークが提案し、「ひととき保育」がスタートしました。現在区内5ヶ所で始まっており、全部で10施設にする計画が進んでいます。
「杉並子育て応援券」の申込書が区から配布されたと思いますが、お手元に届いていますか。就学前のお子さんがいらっしゃるご家庭に申込書が配布されています。
0歳から2歳までが年額6万円相当分、3歳から5歳までが年額3万円相当分の応援券が発行されます。
これは子育て家庭への支援で収入に関係なく、ひととき保育、ベビーシッター、親子コンサートなどの有料子育て支援サービスに利用できます。しかし、まだまだ活用できるメニューが不足しています。
皆さんはどのようなメニューがあるといいですか?保育の問題を抱えている皆さんの声でサービスはつくられます。
ひととき保育の数も5つでは足りません。身近なところにちょっと子どもを預けられる場があれば、子育てにゆとりが出るのではないでしょうか。
地域にいる子育て経験者が集まり保育のお手伝いをする、そういった市民の活動を応援する区政をつくっていきたいと思っています。子育てで困っていること、ご要望はありませんか?子育てをしている皆さん方が声を出していくことで、このまちの子育て支援策は充実していきます。
是非皆さんの声を生活者ネットワークにお届けください。
市橋あや子は、杉並で子育てをしてよかったというまち、杉並をつくっていきます。