悩ましい! 是か非か 猫の登録制度

ニャンともいたしがたい

豊島区で生まれ育った子ども時代、我が家には犬一匹と猫が数匹いました。そんな環境に育った私ですが、今正直言ってまいっています。区が設置した「動物との共生を考える懇談会」の中で猫の登録制度について議論がされています。猫の登録制度推進派に友人がいて、猫の登録制度に反対する知人がいて、猫をめぐって意見が対立しています。とにかく人間同士がもめていたのでは、いい社会は築けませんし、猫だって迷惑な話です。もちろん無責任な餌やりによって猫が繁殖している現在の状況に、私はNOです。

区にくる猫の苦情は1年に約1000件。鳴き声がうるさい、糞の始末、おしっこの臭い等。しかし、単純な疑問——猫を登録すれば、それらの苦情の種はなくなるのでしょうか。飼い猫も外に出ますよね。飼い猫は外で糞やおしっこはしないのでしょうか?鳴かないのですか?登録されていない猫は猫狩りにあって処分される?登録制度で苦情が解決するとは思えないのですが・・。

そういえば、井の頭池で鯉の餌やりが原因で池の水が富栄養化し、鯉ヘルペスが発生しているとして、公園事務所と市民グループが協力して「餌やり禁止」の運動が始まっています。昨年、高千穂峡(宮崎県)に行ってきましたが、そこの池では鯉に餌をあげたい人は餌ボックスに入っている餌を100円で買って与えます。1日の餌の量と質はボックスのものだけと決まっています。ちなみに、その餌の袋詰めは地域の障がい者グループが行っている、と袋に書いてあったような記憶があります。井の頭池を見てみると、パンの耳、ポップコーン、スナック菓子、売店で売っている麩などさまざまです。土日は、橋の欄干から鯉に餌をやる若いカップル、子ども連れの家族、お年寄りたちで渋滞がおきています。ある程度規制が必要だということは一目瞭然。

で、猫です。猫の登録制度は、制度であるだけに議会が決めるものなのでしょうがいい制度なのでしょうか?それがわかりません。 猫を登録したら猫でなくなってしまうのではないのかニャン?動物をめぐって、人と人とが対立するのだけは勘弁してもらいたいです。