道路推進大会、今年は理解して参加しました

でも納得できない。自転車道、歩行者道整備の方が大事

今年もやってきました、東京都道路整備事業推進大会。都市環境委員会で「視察」と称して参加するこの大会。「視察」の割には大会の議決に参加してしまうこのシステム。東京都の各自治体の首長、議員、関係団体含めて1900人が日比谷公会堂に会します。昨年は、キツネにつままれた状態での出席でしたが、今年は委員会で「事前に何も知らされない状態はいかがなものか」と発言したこともあり、決議(案)と宣言(案)を事前に提示してもらいました。しかし、私たち議員は「視察中の参加者」にすぎないわけで、大会議長が「ご賛同いただける方は拍手を」なんて言われて突然議決権を有してしまい「視察中の参加者」が拍手するのです。で、議長が「全員の拍手を確認しました」と。隣の同期議員が「拍手してなかったよね」と指摘くださいましたが、「はい」と。

これらの決議(案)、宣言(案)には大きな幹線道路のことしか出ていません。これからの道路整備推進大会は地球温暖化、CO2削減に配慮した決議文をつくるべきです。歩行者道、自転車道の整備を抜きにしては考えられないでしょう。市部では歩道が整備されておらず、歩行者のための道が確保されていないところが多くあります。
委員会で、「首都圏三環状道路の早期実現…とあるが、杉並においては地下水のデーターの結果待ちであるわけで、この大会の宣言文にあるように外環道を推進するものではないと理解していいのか」と質問しました。部長から「外環道を推進するものではございません」と答弁を頂いています。もう一つ、「自転車道の整備を進めることを決議文に入れることを区から提案してほしい」と要望しました。

これらの課題を抱えている私としては、決議案、宣言案に拍手なんかできません。その上、緊急決議(案)が飛び出し、東京に必要額をよこせ〜、という内容。
10月30日、麻生首相が追加の経済対策を表明した「道路特定財源の一般財源化に際し、地方の実情に応じて一兆円を移す」に対して、「東京に確実にお金が配分されるしくみをつくれ」という決議案。必要額が東京に確実に配分される仕組みを求めるより、税源を地方に移譲し、権限も恒久的に地方に移すことを求めるべきと考えます。そこを入れた決議案でなければ納得いきません。

道路計画、道路改修計画はそれぞれの自治体にあるはずで、緊急性を要するものが優先で道路工事がされるべきです。これまでの年度末駆け込み道路工事をやめれば財源は確保されるのではないでしょうか。道路工事のお金の使い方を一度精査して、足りない時に「財源ほし〜い」というべきです。とにかく現在の道路工事の在り方に関しても今のままではだめだ、と考えています。だから拍手はできませんでした。

そして最後の万歳三唱。今回もしませんでした。なぜ道路推進大会のますますの発展に万歳をしなければならないのかわかりません。大会が発展しなくていいのです。
万歳ってお祝や喜びで発するものですよね。
今回の道路推進大会は理解して出席しましたが、納得したわけではありません。