築地市場移転問題を語る前に、まずは築地を見る!

…ということで築地市場に行って来ました

私のなかで、築地は近いようで遠いところになっていました。朝起きて、「将門煎餅買いに神田明神に行ってくるかぁ」とか「入山煎餅買いに浅草に行ってこよう」と思うことはあっても、「今日はちょっくら築地にでも行って魚買ってこようか」にはなりません。優先順位が低いのか?だから、なかなか築地市場に足が向きませんでした(どういう理屈か?)。そもそも、友人にマグロの仲卸をやっている人や市場関係者がいるので、素人の私が行くところではないと思っていたことは確かです。
今回、築地市場移転問題の学習会を開くにあたり、一度足を踏み入れてみなければ、ということで杉並ネットの仲間たちと出かけました。阿佐ヶ谷駅から代々木まで総武線で行き、大江戸線に乗り換えて築地市場駅に。40分で着きます。

9時に築地市場駅に集合。この時間帯なら、市場関係者のお邪魔にならない。このことは、素人さんが守らねばならない(!)です。場外、場内は10時になっても、カートにのった職人さんがあっちこっちと駆けずりまわっていました。場外から場内に入るところは1段高くなっています。これは、昔、築地の駅だったところだそうで、プラットホームの柱がそのまま残っています。
西荻窪で隠れ家「仁(じん)亭」というお店を開いている大柄な「師匠」を先頭に、ちょこまかちょこまかカルガモみたいに私たち5人がはぐれないように小走りについていきます。

場内市場はテレビでよく見かける景色でしたが、やはり老朽化は否めません。食べ物を扱っているところですので衛生基準は満たしていると思いますが、築70年、耐震の面からも建て替え時期がとっくに来ている、という感想を持ちました。以前、アスベストの問題も指摘されていましたね。そういえば、築地市場にはまぐろ塚があります。1954年3月1日にビキニ沖で起きた水爆実験によって被ばくした第五福竜丸が獲ったマグロやサバが市場地下に埋められています。
そうそう、5月4日(水)は場外市場の半値市です。水曜日ですが臨時開場しています。

閑話休題。首都圏の台所として役割を担っている築地市場。この築地市場移転について、都では、豊洲への移転ありきでしか議論がなされてこなかったことが大きな問題です。何十年も前の現地再整備の失敗を盾に、再検討の俎上にもあげられてきませんでした。今回、付帯決議に「現在地整備」が盛り込まれことを都議会と行政は真摯に受け止め、食の安全を求める都民や市場関係者が納得のいく結論を出していくことが求められます。今後、「東京都中央卸売市場築地市場の移転・再整備に関する特別委員会」のなかで議論されていきます。
そこで、これまでの経緯と、「豊洲」の問題点を学ぶ機会を設定しました。どうぞ、お気軽にご参加ください。
        記
日時:5月24日(月)19:00〜21:00
場所:阿佐ヶ谷地域区民センター 第4集会室
講師:田中宏治さん(ジャーナリスト)
資料代:500円
主催:杉並・生活者ネットワーク
   中野・生活者ネットワーク
申し込みは下記まで。
杉並・生活者ネットワーク
電話:5377-5080 
FAX:5377-1070
E-mail suginami@seikatsusha.net