敬老会・半寿顕彰式典で出会った「パタカラ」の正体は?

議長の「まんじゅう、記念品を出しましょうよ、区長!」の声に椅子からころげそうになった

幕間でやっていた「やじきたコンビ」のパタカラを写真の撮ろうとしてカメラを探している間に、二人は舞台の袖に下がってしまい、司会者のみが残っているところをパチリ!残念!
幕間でやっていた「やじきたコンビ」のパタカラを写真の撮ろうとしてカメラを探している間に、二人は舞台の袖に下がってしまい、司会者のみが残っているところをパチリ!残念!
敬老の日。今年は20日。まだ、15日という感覚が抜けないのですが、11日、12日の両日、敬老会・半寿顕彰式典が杉並公会堂で行われ、そのお祝いの会に参加しました。敬老会は75歳以上の方が対象、半寿は「半」の字からわかるように八十一歳の方対象のお祝いです。

私たち議員はステージの上に並びます(私はこれがとても苦手です)。区長、議長からのお祝いの挨拶のあと、子どもたちのかわいい踊りが披露されます。そのあとが皆さんお楽しみのアトラクション、今年は千昌夫さんのショーでした。
①10時〜 ②13時〜 ③15時30分〜の1日3回入れ替え制で行われますので2日間6回の公演です。千昌夫さんは各回、アンコールに応えてくださったというお話を聞きました。さぞかし会場は大喜びだったことでしょう。

区長からは、「健康で長生きをしていただきたい」と挨拶があり、「区内には100歳以上のかたが250名。最高齢の方は108歳。75歳以上の方は54,000人、今年半寿を迎えた方が3,459人」と報告がありました。
そして、議長の挨拶。もう、椅子からずり落ちそうになりました。
「皆さんが、足を運んでくださったというのにお土産がなくてすみません。来年からお饅頭、記念品を用意しますから。ねっ、区長!」

10年前までは、和菓子、記念品がついていました、確かに。しかし、地域では、「敬老会の記念品や饅頭はいらないよ。年寄は品物なんかいらないんだよ。そりゃあ、目の前にありゃあ、食べちまう。でもね、小さなお金を小出しに使わないで、まとまった金に束ねて、高齢者施策にあててよ。まんじゅうがないくらいで恨まないからさッ」という声が多く、これまでネット議員は、この記念品は不要だと訴え続けてきて、や〜っとなくなったと喜んでいたのに何ということを!とんでもない!まんじゅうは要りません!
そういう声を、議長は知らないのだろうか。それとも、議長のまわりには饅頭が欲しい、記念品が欲しいというおねだり区民が多いのだろうか。

だいたい、75歳になった方にはお祝い品、100歳、101歳以上の方にはカタログギフトのお祝い品が送られているのですから。

30分間の式典が終わったのち、1曲だけステージを見ようと最後列の席に移動してたところ、幕間で「やじさん」「きたさん」がパタカラ、パタカラと呪文を唱えていました。パタカラ?な、なんなんだ?それにあの人たちはだれ?

実は口腔ケアのお話。介護予防に「パタカラ」が効果あり、というお話でした。前の席にいた方たちが「パ・パ・パ・パ・タ・タ・タ・タ…」と言い始めました。

高齢者の健康維持に大事なもの、つまり要介護度を高めないための予防となるものには、運動機能、口腔ケア、栄養指導が欠かせないわけで、そのうちの口腔ケアが「パタカラ」だそうです。初耳でした。でもなかなかいいお話で、ちょっとの幕間を利用しての広報、ナイスセンスでした。
高齢者施策課長に「幕間の出し物、よかったですよ。あのお二人は職員の方ですか?」と訊くと、「職員劇団の二人で、もっと大勢いるんですよ。DVDもあります」と。何に使っているんだろう、そのDVD。

今年7月に区が発行した「介護予防」パンフレットはなかなか良くできています。最後のページには、「生活機能評価」の25項目チェックリストがあります。区のHPから見られるといいのに。
介護保険や介護予防事業は、65歳以上が対象者です。インターネットを使える人たちがこれからどんどん増えるわけで、区のHPの充実に期待します。