基本構想づくりに、市民討議会の結果や区民意見、団体意見が反映される道筋が見えない

それじゃあ私の「サケ、カニ」と同じです

初めて開かれた無作為抽出市民討議会(プラーヌンクスツェレ)。丸一日かけて、見知らぬ人同士が意見を出して提案を積み上げていく作業。
初めて開かれた無作為抽出市民討議会(プラーヌンクスツェレ)。丸一日かけて、見知らぬ人同士が意見を出して提案を積み上げていく作業。
いま区は新基本構想の策定作業にかかっています。昨年暮れのアンケートに寄せられた約5000名の意見、今年度6月に募集した団体意見72項目、先日行われた市民討議会での意見はどのように基本構想づくりに反映されるのでしょうか。
先日(7月26日)の基本構想審議会では「市民討議会報告書」の冊子が席上配布され、開かれることもなかったと聞いています。

生活者ネットは、無作為抽出市民討議会(プラーヌンクスツェレ)の開催を求めてきましたが「開催」すればよいのではなく、それを基本構想策定に「生かす」「反映させる」ために求めていたものです。6月4日に開催された市民討議会に、無作為抽出1000人に参加を求めたところ100人以上の方が参加するという意思表示をしました。1割以上の反応と言うのはかなり高い方です。そういう区政に参加しようとする方たちの意見を積み上げてつくった意見集を「配布だけ」というのは、区民のがっかり度を高め、参加意識を低下させるもので、冊子配布だけに済まそうとすのであれば区の姿勢は許されるものではありません。

いまの状況だと、意見を聞くだけ、になっていて、それじゃあ、私の「サケがいい?カニがいい?」と同じです。←なんだ、それ?と思われる方は下記をご覧ください。

北海道に初めて家族旅行で訪れた時のこと。釧路空港から入り、最初に行った釧路漁港の市場でサケとカニを山ほど見て、実家の母におみやげを、と思い「サケがいい?カニがいい?」と電話して聞きました。「どちらでもいいわよ」ということだったので、じゃあ旅行もこれから先があるんだから、ここで買わなくてもいいか、と購入せず、網走、知床、稚内と歩いている間にカニの襲撃に半ば食傷気味となり、カニのことはすっかり脳裏から消えていました。帰路は旭川から飛行機で帰ってきたため、ジャガイモは目についたもののサケもすっかり頭から消えていました。

それから2カ月くらい経ち、母が「いくら待っても届かないけど…」と。私、「何が?」
「カニやサケよ」と母。
「なんだっけ?」
「あなたたち北海道に行ってきたんでしょ?おみやげにカニがいいかサケがいいか電話くれたじゃない」
「そういうこともあったわね。送ってないワ。聞いただけだったかぁ、まったくひどいね。アッハハハハハ…ヒーヒー…」(^_^;)
「やぁね、あれからずーっと待ってたのに。そこで笑いころげてるんじゃないわよ、まったく!<`〜´>」

つまり「聞いただけで反映されない」のは、私の「カニ、サケ」と一緒だということ。
今ごろ母の気持ちがわかりました。「まったく!」デス。