拠点回収された「古布」の行方はいずこに?−古布の行方を追って①

住民団体に報奨金6円/kg払ってゴミ減量に努めているが、ホントにゴミになっていないか?

以前JFSAに行ってきたことを書きました。その時、「区で集めた古布はどうなっているのか調べてみたい」と書いたのですが、このたび杉並・生活者ネットの環境部会の仲間と行って来ました。

杉並では地域の有志が古布回収のグループをつくり、現在、区の施設(10か所)の建物の外を回収場所に指定して拠点回収を行っています。ゴミにしないご褒美(報奨金)として6円/kg、区からそれぞれの団体に支払われます。回収された古布の行方について区に聞くと、「区は住民団体に報奨金を支払っているだけ。ウエス業者が回収したその先は、ウエスや海外に輸出されると聞いているが詳しいことは知らない」と。つまり、ゴミの減量に税金を使っていますが、本当にゴミになっていないのか知りたいと思いました。行き先は、越谷市の黒崎商店さんです。

黒崎さんが回収した古布は、①ウエス ②反毛 ②中古衣料 ③焼却処分 にするものに荒分けされます。以前はウエスになるものが50%、中古衣料20〜30%、焼却20%だったものが、最近はウエスと中古衣料の割合が逆転しているとか。古布はリサイクルの王者であることには間違いはないようですが、国内に止まる率20〜30%、輸出量は年に2万tずつ増加しているそうです。
資源が日本から消えていくことになっているのでは?と思ったのですが、そもそも海外の綿花、羊毛を日本の商社が買い、製品にした衣類を日本で使用したのち、東南アジアに中古衣料として輸出するということは、地球規模で考えれば、西にあった素材が製品になって東に移動して再び西に移動すると考えていいのでしょうか。ゴミのことを考えると、もう頭の中はグルグル(@_@)になってしまう。