自転車が安心して走れる道路がないのに先に「取り締り強化」はおかしい!

「自転車の悪質な危険運転の取り締まりを強化」に思う

交通事故が減っている中で、自転車が関係する事故は増えているという統計があります。歩道を走る自転車が歩行者と接触したり、交差点で自動車や歩行者、自転車同士と出会いがしらに衝突、自転車が車道を走っていて自動車と接触・・・などが挙げられます。

警察庁は、自転車は軽車両であるから車道を走るのが原則である、と言いますが、警察官だって歩道を走っています。それも車道側ではなく中央や建物側を。ま、スピードは出していませんが。自転車走行ルールをみっちり仕込んだ後に取り締まるのであれば「交通ルール違反」と言われてもいたし方ありませんが、現状のままで取り締まりを強化、なんていうのは「身勝手」ではないか?

道交法で「自転車は車道を走る」は正しいにしても、実際問題自転車は車道を走れるのか。走れないのに走れというのは理不尽。道交法は「例外」が多い。13歳未満の子どもと高齢者は歩道を通行して可。それ以外の人でも、自動車が駐車していたり工事中だったりした場合、また危険であるとした場合は歩道を走っても可。その場合、歩行者が居た場合歩行者優先であるから、徐行(←すぐ停まれるスピード)すること。結局、歩道を歩行者優先にすれば走っていいわけですよ。

だいたいが、安心して走れる幹線道路がありますか?青梅街道、五日市街道、井の頭通りは泣きながら走れるとしても、環八、環七は絶対車道を走りたくない。だってまだ死にたくないもの。環八を走る警察官なんて見たことがない。(「踊る大捜査線」は見たことある)

ちょこっと道交法を触ったり、取り締まりをしたり、自転車走行レーンの実験をしてみたり、レーンを歩道や車道につくってみたりしてもだめ。教育も含めた総合的な交通環境づくりをしなければ無理だと思うのですが、目指すところの全体像があるのだろうか?見えない。