沖縄復帰40周年記念 紅型 BINGATA を見て、文化を考える

昨年の視察で沖縄に行った時に求めたかりゆしウエアを着て行きました。いまや沖縄より暑い東京。私は議会でも着ています。
昨年の視察で沖縄に行った時に求めたかりゆしウエアを着て行きました。いまや沖縄より暑い東京。私は議会でも着ています。
琉球王朝時代に王族や貴族の衣装として発展した紅型。王朝の崩壊後、紅型の制作は後ろ盾を失い衰え、さらに第二次世界大戦の沖縄戦で焼け出されて紅型の作品や制作に関わる資料が失わるなど大打撃を受けました。紅型の存続が危ぶまれたのですが、沖縄の人たちの努力で紅型が復興したとのことで、その復興のお手本になった作品の展覧会が東京ミッドタウン(六本木)のガレリア3階サントリー美術館で行われていました。

杉並・生活者ネットワークの仲間の藤原美佐子さんは琉球王朝の末裔です。ご本人の趣味にもなっている紅型染め。今回の紅型展では、代々受け継ぐ紅型の着物を2枚展示したということで行って来ました。

県立沖縄博物館で見た紅型の着物や、杉並区にもある女子美が所蔵しているもの、個人のコレクションとして芹沢けい介美術館からのものも多数ありました。文化を伝承していくには個人のコレクションだけでは限界があるわけで、公的資金を投入しての保存が必要であることがわかります。

久々にトレンドエリアに足を踏み入れましたが、ミッドタウンに入っている店舗の経営は大丈夫なのか、と余計なことが気になりました。「とらや」の宇治金時(かき氷)1,260円…。う〜、食べに入るお客さんはいるのだろうか。・・・いた。(^_^;)