生活保護受給者へジェネリック医薬品の使用を広げる・・・は果たして正しいのか?

マンジュシャゲを見に巾着田に。コスモスの方が見ごろで、マンジュシャゲは終わりかけていました。花と一緒に撮るのは気がひけます。ゴーヤならなんとか・・。

国がすべきことは、医師への情報提供ではないか 

国民の総医療費に占める薬剤費の割合は22%(2009年)という数字があります。国民医療費の5分の1を薬剤費が占めているわけで、国は2012年までにジェネリック医薬品のシェアを数量ベースで30%に伸ばして薬剤費を削減する計画です。 

生活保護受給者のジェネリック医薬品使用率が一般の人より数ポイント低いということで、区はチラシを作り、生活保護受給者に手紙をつけて郵送することが、先日の保健福祉委員会で報告されました。 チラシの作成費用と郵送費は国から出ます。数ポイントですよ、数ポイント。

どこかおかしくないですか。医師が書く処方箋には、後発医薬品に変更不可の場合に医師がサインをする欄があり、そこに医師のサインがなければジェネリック医薬品に変更可なわけで、薬剤師は患者にジェネリック医薬品をすすめる説明をします。であれば、国は医師がジェネリック医薬品を信頼できるような情報提供を図ることがジェネリックに切り替える早道なのではないでしょうか。生活保護受給者だけでなく、どの患者に対しても医師がジェネリック医薬品でよしとするならばそういった処方箋を出せばよいわけで、その場合、患者へ丁寧に説明するための個室が必要です。「個室」で薬の説明をしている薬局もありますがそれはごく少数。多くは処方を待つおおぜいの人を背にしながら薬の説明を受けるか、仕切り板があるくらいです。

「このお薬は頭の血液の循環を良くするお薬です」の薬剤師の説明で薬をもらい振り向くと、(この人は何の病気か?脳の血液の循環が悪いのか?かわいそうに)というおおぜいの目がこちらを見ていました。薬局にプライバシーを守る精神がなくてよいのか?まったくぅ・・・と思いつつ薬局を後にする、こんな経験があります。だから、「国から来る費用をブースづくりに使えないのか」と委員会で質問すると、「残念ながら使えません」との答弁。こういったブースができれば、すべての人にジェネリック医薬品への変更をお願いする説明ができるというもの。国は自治体へのお金の付け方をもっと考えた方がよいと思います。

終わりかけたマンジュシャゲ。白色もあるのにびっくり。