オリンピックで東北の復興を果たす!と訴える細川護熙さんは「瓦礫を活かす-森の長城プロジェクト-」の理事長です

苗を育てている「どんぐりハウス」

瓦礫を活かす-森の長城プロジェクト」をご存じですか。
3.11の大津波で町ごと流されてしまった東北地方の沿岸に、コンクリート製の巨大防潮堤ではなく緑の防潮堤(広葉樹の森)をつくる活動です。白砂青松と言いますが、波に砂浜がやせほそらないようにするために、根が張らない松より根を大地に広げるタブやカシのようなその土地の木を沿岸に植えようというものです。 

私が監事をしている「エコメッセ」でも、どんぐりを土に埋めて発芽させ、苗を育ててくれる「里親」に託しています。そして1年後、その苗を鉱毒で丸坊主になってしまった足尾の山(群馬県安中市)に植える活動が続いています。おおぜいの人の「気付き」と「参加」で、まちを、社会を良くしていこうとする取り組みです。昨年、苗づくりをしている進和学園を訪ね、私も一緒に苗づくりを体験してきました。この苗が、沿岸に植えられていきます。 

私も、仲間と一緒に活動をつくり、目的に向かって歩んできた者として、この「森の長城プロジェクト」活動を応援しています。このプロジェクトの理事長は、いま都知事選に立候補している細川護煕さん、副理事長が宮脇昭さんです。細川さんは「次回の東京オリンピックは、東北とつながる。東北の復興を促すオリンピックにしたい」と演説しておられました。私も「世界一のオリンピック」より、「東北とともに歩むオリンピック」の開催を目指すべきと思います。 

お知らせを一つ。
いま、杉並区役所2階のギャラリーで、落ち葉や植物の繊維を使ってつくったクラフト展「杉並に動物園がやってきた」が開かれています。造形作家 内田芳明さんの作品で、それは、それはよ~くできているので驚きます。14日まで、無料です。

夜、あの動物たちは役所内を歩き回っているに違いない。だって、翌日見ると立っている位置が違っているような・・・・。「本当?」と思う方は毎日見に来て、あなたの目で確認してみてくださいね。

 

 

 

       

1まい1まいの葉っぱでできています