「法的安定性」発言を叱る鴻池委員長の言葉に聞き入ってしまいましたが・・・でも、

梅を塩漬けるときに沖縄で遊んでいたため、重しが足りず硬いままの梅になってしまいました。梅漬けする時に遊んでいてはいけない、しっかりせい!とご先祖様に叱られている感じ。でも味は美味で、8%の減塩梅干しです。なぜここに、梅干しの写真かと申せば、梅干しを食べたときの顔にしたかっただけのこと。

安保法案審議が参議院に移りました。「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎首相補佐官が参議院特別委員会に参考人として呼ばれ、「大きな誤解を与えた」と先の発言を撤回し、謝りました。しかし、私たち国民はあの言葉「法的安定性は関係ない」を聞いて果たして「誤解」して怒ったのでしょうか?先の衆院選で単独2/3以上を占めた自民党はいまや「驕る平家」状態。「9月までに(安保関連法案)を成立させたい」という下心が優先し、そのためには「法的安定性がなくったって通れば(可決すれば)いい」という言葉に表れたわけで、そのまんまであってなにを「誤解だ」というのかわからない。

そんなどうしようも弁明を見ていて、鴻池委員長の発言にくぎ付けになりました。
「先の大戦で、貴族院が軍部を止められず戦争に至った道を十分反省をしながら、参院の存在を作り上げた。衆院の拙速を戒め、合意形成に近づけるのが役割だ。衆院の下部組織でも官邸の下請けでもない」との発言に、(ほぅ、自民党にも真っ当な発言をする代議士がいるんだゎ)と思いました。でも、「叱った」「叱られた」という形を見せた、つまり自民党にも真っ当な発言をする人がいるんだということを「見せた」パフォーマンスではないか、とも思ったりして、なにか人の話を真正面から受け止められない自分が悲しい。