「侵略」「謝罪」の文字は入ったけれど、「気持ち」が入っていない談話ってなに?

「日露戦争は植民地支配にあったアジアやアフリカの人々を勇気づけた」なんて談話、ありですか?

今年の七夕まつりの銅賞。平和の鳩。

注目の談話が発表されました。
公明党が「侵略」「謝罪」のない談話は認められないとした時点で、実はすでに盛り込まれているとした報道がありました。そんな中で、明らかになった「談話」は、まさに「侵略」「謝罪」の文字は存在しますが、「気持ち」が入っていない談話でした。つまり、誰が侵略したのかの主語がない「侵略」は、日本が行なった「侵略」と認めていないことです。また、謝罪についても、「今後未来の国民が謝罪をし続けるのは止めにしたい」「痛切な反省と心からのお詫びを過去に行ってきた」とあり、「じゃあ今は?」とツッコミを入れたくなる談話です。

そして何よりも「なにッ!!」と思ったのは、
「西洋諸国を中心とした国々の植民地が広がって」「植民地支配の波がアジアにも押し寄せて、その危機感が日本にとって近代化の原動力になった」と,、西洋の他国が先に植民地支配をしたから日本も追随した、と言っているのって何なのですか?耳を疑いました。まさかそんなことを言うとは思っていないから最初、何言っているのか意味がわかりませんでした。その後のニュースを聞く中で、「ちょっと、とんでもないこと言ってない?うちの首相」と怒り、「植民地支配によって技術革新が進んだ」に至っては、「日本の首相がこれ言う?」とボー然。これ、世界中に発信されているのですよね。はずかしい。

もっともっと驚いてしまうのは、「日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアやアフリカの人々を勇気づけました」と、立ち位置がまるで当時の軍部。この文章は戦後70年の談話ではなく70年前のもの?とんでもない!

そのあとは、まるで卒業式の「よびかけ」以下。卒業式の「よびかけ」を引き合いに出した失礼をお許しい願いたい。「よびかけ」の方が立派で心を打つ。70年前に何があったのか「解説」もしくは、~してはなりません的「評論」は中身がない。長いだけで、読めば読むほど理解に苦しむ文章でした。うちの小松都議だったら、原稿が真っ赤になるくらい校正することでしょう。(小松都議はスパルタ校正者です) 
「主語がない!」「誰に対して言ってるのか!」「起承転結、簡潔に」「何度も無駄に繰り返さない!」「自分の考えはどこにあるのか!」って。

こんなのを公明党が談話と認めるとしたら、この談話の意味がわかっていないのでは?