舛添知事のけじめって「別荘の売却」ですか?!

2日、テレビ朝日の朝の情報番組に出演する生活者ネットワーク西崎光子都議。知事の一連の問題に対して「総務委員会で明らかにすべき」と発言。羽鳥アナウンサーが西崎都議にいくつか質問を投げかけるのだが、同席の共産党の都議が口出して答える。お下品! テレビの前で「あなたに聞いていない!」と叫ぶ私。

2日、テレビ朝日の朝の情報番組に出演する生活者ネットワーク西崎光子都議。知事の一連の問題に対して「総務委員会で明らかにすべき」と発言。羽鳥アナウンサーが西崎都議にいくつか質問を投げかけるのだが、同席の共産党の都議が口出して答える。お下品!
テレビの前で「あなたに聞いていない!」と叫ぶ私。

舛添都知事が公用車を使って湯河原の別荘に通っていたことが週刊誌で報道され、都民が問題視していたところ、国会議員時代のなんやかんや出てくる出てくる。とうとう、国民の目が注がれる事態に。いま第2回定例都議会が開かれています。都議会生活者ネットワークとしては、議会の場、つまり総務委員会で知事の考えを明らかにしていくべき、と主張しています。

自らの政治資金について、弁護士に調査依頼をしていた舛添知事。今日、その調査報告書が公表され,家族と泊まったホテルの宿泊費6件、家族らとの私的な飲食費14件を「違法性はないが政治資金の支出として不適切」と指摘されていました。違法性があるかないかよりも、舛添氏の行為を弁護士がどう評価するのかに興味があったのですが前出の部分について「不適切」と。そんなの弁護士入れて調査しなくとも「不適切」であることはわかることでしょうよ。言われないとわからないのかなー。その弁護士費用はどこから出ているのか、と思ったら舛添氏の懐からだそうです。それって第三者の調査になるの?

それと、この調査報告。なぜ不適切かの理由「公私混同甚だしく」を書かなくちゃ。(報告書
湯河原だって温泉が好きなんだから行くのは自由ですし、都民は湯河原に行ったことを問題にしていないです。ご自身のお金でハイヤーでもロマンスカ―でも踊り子号にでも乗って行かれるのであればだれも文句は言いません。ただ、公用車を使って行っていいか悪いかそんなことも判断できないのであれば、知事として「不適格」であり「品性」に欠く。「さもしい」「みみっちい」。そういう人が都知事だなんて「情けない」し「恥ずかしい」。

舛添氏は「けじめをつけたい」と、政治資金で購入した美術品を美術館などに寄付し、公用車を使って訪れていた湯河原町の別荘を第三者に売却する考えも示した、との報道を聞き、「舛添氏はまったくわかってないなー」と思った人は私だけじゃないはず。「けじめをつける」って「別荘の売却」・・・それかーい!それは「けじめ」じゃなくて「ふてくさり」。よく小さい子どもが親に注意されて「もういいッ!これいらない!」って今まで持って遊んでいたおもちゃをポイっと放り投げる、そんな感じがします。ご自分のもともとの資産である別荘なんだから売らなくてもいいのに。

美術品は悩めるなー。政治資金で購入した美術品をどうぞって言われても受け取る側の美術館だって困るでしょー。壁にかけたり飾ったりした美術品の説明文の横によく見かける「○○氏 寄贈」。この場合、「舛添要一氏 寄贈」って貼り出すのかな?それとも「舛添要一政治資金購入美術品コレクション」?。それじゃあ、鑑賞する方だって「無心」で見られないですよねー。「これは政治資金をつかってインターネットのオークションで買った絵画かぁ」って。受け取る美術館があるとすれば、絵をしまっておくか、クロスで覆いをかけるしかないでしょー。(そうなると覗いてみたくなる)この際、入館者が増えるから堂々と「舛添氏から・・・」と明記して、それ狙いでいいのかも・・・

とにかくなけなしの信頼は失墜したのです。「リオに行かせて!お願い!」と心の中で叫んでいる舛添氏がテレビ画面の向こうにいました。